前立腺肥大症とは、前立腺の腫大により膀胱出口部の閉塞を
きたし、多種多様な下部尿路症候が出現する病態のことですが、
現実には、これらのすべてが揃うとは限らず、包括して
前立腺肥大症と言うことが大勢様です。
前立腺肥大症は、高齢男に良くみられ、60歳の男では50%以上に、
85歳までに90%にみられ、その1/4に臨床症候がみられます。
尿通り道炎は性伝染症の中で非常に出現率が高く、淋菌性と非淋菌性に分けられ
非淋菌性の約50%がクラミジア性です。
淋菌性の20~30%にクラミジアのミックス伝染が見られます。