泌尿器の悩み

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肥大してる前立腺を手術された方

肥大してる前立腺をオペされた方にご問掛!

「オペ一歩手前」と言うのはどのような症候なのでございますか?

 

宜しくお願い致します・・・ m(_ _)m

 

のことですが、12日前に閉尿になり夜間にかかりつけのホスピタルにて処置をいたしまして、カテーテルを嵌めて帰りました。

一週間たって再診の時カテーテルは外側して身軽になってました・・が、当人は「何時またとまる」かと心中穏かではありません。

しかしながら師匠はオペのことは言われないそうで・・20日の調査の結末で「これから先」の処置になるのか決まるのでしょうけど・・

 

ベストアンサー

 

前立腺肥大症のは周知ですね。前立腺が肥大して排尿障害が生じる疾病ですが、その初期は、前立腺の肥大によって尿が圧迫され尿を排出しようとする膀胱の力が正常の時より強く働いて膀胱の筋肉が強く収縮します。そのために膀胱から尿へ通じる尿頸部が刺戟され頻尿や尿意切迫感の症候が出てきます。尿意切迫感でオシッコがしたいと感じると、さっさとに出そうになるので排尿の回数が増え、時にはお手洗いに行くまで堪えられなくて途中で漏らしてしまう事も存在します。

このタイミングでは下腹部や会局部に不快感や圧迫感が出るケースも存在しますが、それは未だ軽度で、当人には「歳をとったな」などと感じるレベルです。このタイミングを「膀胱刺戟期」と言います。

初期の膀胱刺戟期を過ぎますと、尿の圧迫が進行して排尿が一層困難になって、尿閉塞症候が現れてきます。お手洗いへ行って尿を出そうとしても、出始めにがかかり、出ても終わるまでにがかかり、力まないと出なかったり、オシッコの出の余勢が無い、細い、途切れる、と言う症候になります。

このようなタイミングになりますと飲酒のような切っ掛けで全然出なくなる「閉尿」のコンディションになることも存在します。いくら出そうとしても出ず、何も現状のままでいますと膀胱に尿が溜まりすぎて下腹部が膨満し、強烈な尿意のために大変な苦痛を感じます。冬の寒いタイミングに大勢のですが、忍耐しきれず救急自動車でホスピタルへ来る人が目立つようになります。このタイミングを「残尿出現期」と言います。

膀胱が尿を出そうと収縮して圧力を高めても尿が出にくいコンディションが長く続きますと、膀胱は伸びてしまったゴム風船のようなコンディションでそのを失い収縮出来ないコンディションになります。収縮力が弱った膀胱には何時も尿が溜まっているコンディションになり、何度もオシッコが出なくなる閉尿を繰り返して、何時も残尿量が100ミリリットルを超えるようなコンディションになりますとオペが必須になります。